銀座米料亭、弥生の米ざんまいコース料理長厳選・祇園・八坂　それぞれから数品ご紹介させていただきます。

【粥：料理長厳選・祇園・八坂】
今月は白魚の玉締めのお粥です。お粥の中にはヒエなどの雑穀が入っており、
実はこういった雑穀がお米文化の始まりでございまして、
それに掛けてコースの始まりとさせていただいております。

【米菜：料理長厳選・祇園】
左手鉄鍋の中にありますのが鱚のアヒージョです。
黒い器の中には白和えのソースをご準備しております。
季節のお野菜はソースにつけてお召し上がり下さい。

【鮨：料理長厳選・祇園・八坂】
今月は3月3日の雛祭をテーマに、中央にはお雛様とお内裏様に見立てて
細魚の握りとホタルイカの軍艦をご用意しております。また、雛祭らしくちらし寿司もお作りしました。
小鉢には、今の時期しか食べられない、のれそれ(穴子の稚魚)をポン酢でさっぱりとお召し上がり下さい。
お口直しに青林檎で作りましたガリを添えております。

【米八寸：料理長厳選・祇園・八坂】
今月のテーマは、「祇園花灯路」です。(京都花灯路の開催時期は3月3日～12日となっております。)
左手椀物はお米を原料とした麺、J麺を使った小吸い物です。
(J麺とは少しでも日本の食料自給率を上げようと「フードアクションニッポン」という団体が作っている麺で、食感がモチモチしています。)
右手の器が大蛤を使った蛤の溶岩蒸しです。
また緑の器には海老のおこわの小丼をご用意しました。
奥手にあります稲穂のポップコーンも白く花が咲いている部分は、
昔のポン菓子のように食べられますのでどうぞお召あがりください。

【弥生のお供：料理長厳選・祇園】
お造：三種の貝の磯辺和え、大トロ木の芽和え
煮魚：筍眼張
肉料理：和牛ロースの炭火焼き
※肉料理には桜の花を中に巻いて焼いています。ご飯と一緒に食べることで桜ご飯になります。
あしらい：鯛の子の旨煮
全てご飯に合うように、味をつけてございます。色んな味でご飯を楽しんでください。

【贅沢主菜：料理長厳選】
贅沢御飯の食材は「蛍烏賊と甘鯛の炭火焼」です。
旬の食材同士である蛍烏賊と甘鯛の相性は抜群。淡白ながらふっくらと甘みのある甘鯛と、プリッとした食感に濃厚な味わいの蛍烏賊、
どちらも塩と醤油の二種類の味で炭火焼にし、ごはんで挟んでミルフィーユ状に。香りと彩りに木の芽を散らして完成です。
おこげのお茶漬けは甘鯛のお出汁でご用意いたします。